
スタッフブログ
2026.03.02
今、そして今後の介護事業のマネジメント #特定技能 #技能実習
介護事業の今後を見据えて、2月2日から2月6日までフィリピンのセブ島とベトナムのホーチミンへ海外出張に行ってきました。
海外出張は、ミャンマーのヤンゴンやベトナムのハノイ等と併せて、計5回を数えます。

フィリピンのセブ島にある空港です。
フライトはおおよそ5~6時間ぐらいだったと思います。
東南アジアの空港は、降り立つと独特の臭気がします。
でも、セブ島は、クリーンな香りでした。
リゾート地として、人気なのも頷けました。

フィリピンには、スペイン領地であった歴史があるそうです。
だから豚料理の文化が育まれたのでしょうか。
詳しくは、わかりませんが、現地では、誕生日などお祝いの際は、必ず子豚の丸焼き料理を召し上がるそうです。
Google翻訳アプリの便利さの弊害と40代半ばにして加齢が影響し、現地の言葉を全く覚えなくなってしまったのですが、「コチニージョ・アサ―ド」と呼ばれる料理名は覚えてきました。

日頃、世界最高峰の料理の味を体験してしまっている日本人が海外料理に本音で満足するのは、結構大変らしいです。
そんな日本人にもフィリピンでおススメなのが、「スペイン料理」とのことでした。
私は食しませんでしたが、はじめて渡航の機会のある方は、参考にしてみてください。
ちなみに写真は、ミシュランの一つ星の洋食店です。
見た目は抜群で美味しかったです。
日本の食事と比較すると、やはり日本はすごいってのが私の場合の本音でした。
ただ、子豚料理は本当に旨かったです。

こちらは、セブ島にある送り出し機関です。
アジア内でフィリピンやベトナムのGDPは、未だ高くありません。
ただ、経済成長度を基準にすると上位になります。
だからでしょうか、フィリピンの送り出し機関は、日本で例えるなら商業施設のような建物内に在り、館内には「たこ焼き」等の軽食も販売されていて、環境の良さに驚きました。

フィリピンの送り出し機関の授業風景です。
東南アジア共通の景色なのですが、ベトナムやミャンマー、何処も女性の比率が多いです。
東南アジアは女性が献身的で男性が働きにくいと良く聞きますが、現地視察の回数を重ねると知識が理解へ変わり、確信になってきます。
例えば建設業等、特に身体を使う産業の海外労働力の確保は、女性の活躍しやすい他産業と比較すると簡単ではないことがわかります。

フィリピンの8割以上はカトリックになります。
週末になると教会へ行く慣習があります。
この思想などについての理解は、多様性のメンバーの集うチームワークでは重要となります。
また、フィリピンでは、「看護や介護」などのエッセンシャルワーカーに国民レベルで高いリスペクトがあるそうです。
つまり、プライドや誇りを抱いて目指す職種がエッセンシャルワーカーであり、国として敬う文化があるということです。
彼ら、彼女らは、IQはもとより、EQテストの基準もクリアして、送り出し機関には集まっている(選定)という状況に驚きました。
そして、日本とは異なり、先進国のイギリスやオーストラリアでは、彼ら彼女らをリスペクトを持って受け入れているそうです。
処遇は、年収1千万overと気持ちだけではない姿勢に本物のリスペクトを感じます。
日本では、介護事業の経営へどれだけ熱心に取り組んでも介護報酬の公定価格形式、20年以上結局相変わらずで毒を口にしたくなる状況です。
特にエッセンシャルワーカーに対しては、かなり問題のある自国の状況が他国へ行くことでより知れてきます。

ベトナム、ホーチミンのホテル屋上からメコン川を眺めました。
私は、アクティビティ好きなものですから、有名なメコン川くだりをと思っていましたが、時間がありませんでした。
ホーチミンは、ハノイよりも活気を感じました。
品のハノイ、情熱のホーチミンみたいな感じでしょうか。
しっかりと海沿いの街という感じがしました。

技能実習とは、技術転移です。
目的は、日本で仕事の教育を受けて、一定期間(おおよそ3年)経過したら自国へ戻り、学んだ職業技術などを発揮することなんですね。
ただ、自国に戻り、職業技術を発揮すると言っても、自国で仕事をする、あるいは家庭を助けるだけ稼ぐ環境が整っていないから外国へ出向く現実なわけです。
ですから技能実習は建前、技術転移等と言われています。
しかし、ベトナムのホーチミンに日本での技能実習を終えて、現地でデイサービス的な高齢者サロンを運営なされている会社とチームメンバーが居ました。
マネジメントをなされていたのは、日本の介護に精通された日本人であり、「私はホーチミンで骨を埋める予定です。」とカフェでベトナムコーヒーをすする姿に思わずカッケーと思いました。
因みにベトナム初の営みであり、高齢者サロン1号店とのことでした。
人の意思と時間が相重なれば、確実に状況が進んでいくのですね。
未だ高齢者向けの介護保険制度的なものもない過程で事業を運営なされていくのは、とても大変だと思いますが、パイオニアへ関われたことに感謝の念を抱きました。
めぐりめぐって、何かご一緒に仕事をする機会があるかもしれませんし、シンプルに応援しております。
2027年4月1日から技能実習制度が「育成就労制度」へ名称変更されること、「技能実習は建前でしょ」という現状から新たなフェーズへ進んでいく可能性が潜在的にあること、めぐっては、海外人材は「雇ってあげる」対象から確かな人財マーケットへと移り変わっていく高い可能性をしっかりと書き記しておきます。。

最後にパシャリとホーチミンでの自撮りを載せておきます。
今回の一週間の出張、一人の自由時間は正味3時間程度でした。
誰かと一緒に活動することはありがたく、楽しく、そして疲れますね。
この建物が何なのかさっぱりわからず、調べる気もなく、現地ユニクロでしか買えない姪っ子のTシャツを買いに行く道中、人だかりに交じって撮りました。
たった1枚の自撮り写真が記念です。
さて、介護事業の継続へ向けて、大きなリスクと言われる人手不足問題ですが、技能実習や特定技能の制度を深堀りしてみると未来はかなり安定的であることを知ることができます。
現地へ赴けばより実感がわくでしょう。
今回ご紹介したフィリピンとベトナム、両国とも人口1億人を超えています。
平均年齢は、各々35歳や25歳といった感じだそうです。
情報通りの状況を肌で感じました。
両国ともいずれ順調に経済発展し続ければ、私たち日本と近似の高齢化問題を抱えるのでしょうが、未だ現地ですと実感しようのない状況です。
そして、特定技能や技能実習で外国で働こうとする方の多くが、高いEQを持ち合わせていることも日本のエッセンシャルワークにおいて頼もしさを感じます。
未知の仕事に責任を持とうとしたり、果たそうとしたりすることは、誰でも不安で怖いモノです。
けれども私たちの仕事は、誰かの人生と家庭に必要であり、誇りを持って、失敗を恐れずに臨んでほしい。
そんな素晴らしい仕事をしているんだから。
そのように切に思う経営者や管理者の方はかなり多いのではないでしょうか。
ご安心ください。
そのようなEQ、精神性を有した人材は、海外にもたくさん居ます。
経済発展により、IQの高くなった日本とEQの高い海外人材がチームを組めば、新たな(良い)介護が実践できます。
未来の介護事業マネジメントは、「日本人(7割)+特定技能(2割 即戦力群)+技能実習(1割 教育対象群)」などの形になっていくのが自然なのかなという所感を得た記録を残して、ブログの結びとさせて頂きます。




