スタッフブログ
2024.12.04
仕事とキャリア
先日、令和6年度下半期、新規入職者のオリエンテーション研修が終了しました。
介護保険事業を営む場合、介護保険法などで入社時に実施すべき研修まで定められています。
この内容は、かなりボリューミーで受講者の立場となれば大変あるいは逃避してしまいそうな1日であったかと思います。
私の担当は60分、できる限り受講者はもとより私も有意義な時間にと思い望むのですが毎回ぼちぼちという所感で結びます。
研修を実施する側もボリューミーの壁を突破できていない現状です。
時間を最大限有効的に使いこなすには、未だ成長が必要そうですね。
さて、私の今回担当したテーマは、仕事とキャリア。
入社して仕事に慣れると段々と意識が薄れ忘れてしまいそうな概念ですね。
でも、仕事とキャリアという考え方を自己の内に取り込み、活かせるようになると結構便利だと思います。
言うなれば仕事とは資本主義的であり、生活の手段です。
一方キャリアとは、民主主義的であり、自己経験や表現の手段として扱うものです。
仕事が趣味(遊び)と仰られる方もいらっしゃいますが、そんな状況を実現できるのはほんの一握り。
そう考えてしまったら結構勿体ないかもしれません。
仕事は誰にとっても人生の選択の一部。
働くことも辞めることも自分で決めるものです。
仕事は紛れもなく生活の手段(給与獲得)ではありますが、自己の人生観に有意義さを与える一つのコンテンツ(=キャリア)として
考えていっても良いかもしれません。
無理・無謀な行動には注意が必要ですが、無茶・難題への取組には、必ずクリアの可能性を含んでいるモノだと思っています。
その可能性の実現過程に適切な価値観を築けると結構、気持ちの良い時間を過ごせますので忘れることなかれ。