一期一会トータルケアは、心の読解力とおもてなし力で福祉サービスを創造し、新しい介護の道を構築します
スタッフブログ
2022.12.02
求人活動と冷たいお芋
先日、富士宮市にあります『アドバンスト・カルチャー・センター』へ伺いました。
貴校の日本語スクールでは、大学等へ進学や企業への就職を目指す留学生が多く通われています。
来春、ご卒業の学生へ当社紹介のプレゼンテ―ション。
貴重な機会をいただきありがとうございました。
今回のプレゼンは、今後の業界の動向を見据えて、4人で伺いました。
メンバーは、グループホームの森下管理者に特定技能介護の資格を取得して介護職を担うカインとアウンです。
参加してくださった学生の皆さんのご出身は、ミャンマー、ベトナム、インドネシア、モンゴルです。
我々と同じアジア圏ですが、国が違えば文化も異なります。
その背景をふまえて学生の皆さんが学習過程の日本語を手段に「伝える・聞く」のコミュニケーションを図りました。
通じ合える言葉を探しながらのコミュニケーションでは必死に頭を働かせます。
拠って、良い学びになります。
カインと学生の皆さんとのコミュニケーション状況を見ていますと非常に逞しさを感じました。
学生の皆さんも真剣でした。
こちらは、今年入職されたアウンです。
実はアウン、ミャンマー語はもとよりタイ語に英語、そして日本語も操ります。
本人に自尊的な自覚はまったくありません。
ですが、県内永住の私からするとリスペクトしかない光景でした。
さて、外国人が介護の仕事に就かれることについて業界内はもとより一般的にも未だ賛否両論の状況かと思います。
それは承知で当社では、外国人雇用にも取り組んでいます。
何故かと言いますと我々なりの考えがございます。
現在の30%はもとより、10年、20年後の高齢者比率の意味する日本の未来。
全国で10位、現状300万人以上の人口のいる静岡県が未来でも経済水準を維持する為には、何が必要でしょうか。
そして経済と社会保障は表裏一体です。
私は彼ら、彼女らの存在を非常に有り難く思っています。
彼ら、彼女らのシンプルな人としてのあたたかさは、難しく物事を考え過ぎな我々へ向けて、良い気付きを与えてくれるとも感じています。
帰路、カインが入国管理局に寄りたいとのことでした。
待っている間、近場のスイーツを差し入れました。
あえての冷たくて蜜たっぷりのお芋をchoice。
感想を聞くと「これは冷めちゃってるね。」、「温かったらもっと美味しいね。」とのことでした。
楽しい1日でした。